弊社は、1919年初代髙岡徳太郎が髙岡商店を設立、 寝具の製造卸を始めて以来、本年で100年を迎えます。 この間、第二次世界大戦での事業の中断を除き、盛衰はあるものの、 1961年には先代髙岡周一郎が株式会社髙岡を設立、 以来今日まで事業を続けてくることが出来ました。
これもひとえに、お取引先の皆様、仕入先の皆様、 そして弊社に従事頂いた従業員の皆様のおかげてあり、大変ありがたく、心より感謝申し上げます。
現在弊社では社屋を改装しており、11月より1階オフィス&デリバリースペース、
3階ショールーム&ストックスペース、2階工房を逐次リニュアルオープンし、
2020年2月までに完成の予定です。
これもまた皆様のおかげと、重ねて感謝申し上げます。
弊社は21世紀初頭より、布団など『人が寝るための寝具』から、 布団や座布団づくりの技を用いた『人が寛ぐ道具』の企画・製造に舵を切りました。
昨年2018年、こうした商品を「寛具(かんぐ)」と名付け、 これからも皆様の寛ぎに役立つものづくりを行ってまいりたいと考えています。 また、改装後の社屋では、単にものづくりの現場を見て頂くのではなく、 受注から製造、出荷に至るまでの「商い」の現場と、 そこで従事する人々のありのままの姿をお見せし、 京都のものづくりを知っていただきたいと願っています。
今後とも株式会社髙岡、並びに「洛中髙岡屋」を何卒宜しくお願い致します。
2019年9月吉日 株式会社 髙岡 代表取締役 髙岡 幸一郎
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